
大変なトレーニングをしているにもかかわらず、なかなか成果が現れずそんなふうに考えていませんか?
本記事では、効果が出ないのは「体質」が原因なのか?についてその疑問を解決します。また、今日から、騙されたと思って1週間続けて効果が出るか試してみてもらいたいことをお伝えします。
ちなみに、私は168cmで、靴のサイズは25センチ。手のひらのサイズは嫁と同じ。(むしろ嫁より小さい)指輪の号数は嫁と全く一緒。ガタイという点では恵まれていませんが、
週1回程度のジム通いでコツコツと重増 52kg⇛61kg。筋肉量45.72kg⇛48.2kg 程度には増強しました。
※更に肥大化したいので、ジムの回数を増やせるよう生活の見直しを図っています。
本記事の内容
・体質よりも方法論、習慣で解決できる
・なんの習慣を変えたら効果が出るのか
・今日からやってみよう
筋肉がつかないのは体質のせい?【男性の場合は女性に比べたら筋肉は付きやすい】
あなたは痩せ型ですか?太っていますか?中肉中背ですか?
「体質」に原因を考えられている方の場合、どちらかというと痩せ型の方なんではないでしょうか。
正直、本記事はある程度筋肉がついている方や、あるレベルから突破できないという方には当たり前すぎるお話だと思います。残念ですがそんな方はプロフェッショナルな記事を御覧ください。
さて、男性であれば筋肉は女性に比べて付きやすいと言われているように筋肉がつくメカニズムはある程度解明されています。男女の差で大きくその違いを作り出しているのは「ホルモン」です。男性ホルモンは筋肉を肥大化させる上で女性に比べとても有利なものです。筋肉量に関しては男女でほとんど差がないというなか、このホルモンがちょっとした差を生み出しています。小難しい内容ですが、大切なのは最後「このようにテストステロンは細胞核から、筋肉を太くするように様々な信号を送ります。」です。
血中テストステロンはアルブミン(〜20-30%)または性ホルモン結合グロブリン(SHBG、〜50-70%)やその他のタンパク質と結合しわずか〜1-3%が遊離テストステロン、すなわち生物学的に利用可能なテストステロンとして残ります。テストステロンはステロイド・ホルモンであるため細胞膜を通して5α還元酵素により ジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、または変換されずテストステロンのまま、直接核内にあるアンドロゲン受容体と結合し遺伝子転写が起き、mRNAがリボソームによって翻訳され特定の蛋白質が生成されるといったgenomicな働きをします。その様々なgenomicな働きは最終的に筋肉細胞での蛋白質合成の増加、蛋白質分解の減少、筋サテライトセルの活性化、脂肪細胞増大の抑制などといった効果に繋がります。タンパク質は筋肉の基礎的要素であり合成が分解を上回らないと筋肥大は起きません。サテライトセルは細胞の基底膜と筋鞘の間に存在し、活性化されると既存の筋繊維と結合し筋繊維を太くします。このようにテストステロンは細胞核から、筋肉を太くするように様々な信号を送ります。
詳しくはこちらのFinkさんの記事を確認ください。
ちなみに、この男性ホルモン「テストステロン」はなんと筋トレで増やせます。筋肉を増やすのに必要なホルモンが、なぜか筋トレをすると増えるというマジック。
しかも、通常20代をピークに減少していきこのホルモンが減ると男性としての威厳(あえてはっきりとは言いませんが笑)も減少するとのこと。
詳しくはこちら。
ちょっと話がそれましたが、兎に角、筋トレの効果が出ないのは「体質」ではななさそうということ。
体質よりも方法論、習慣で解決できる
なぜ筋トレをしているか今一度思い出してみてください。強いパンチ力がほしい?大きい体になりたい?しまった体になりたい?
それぞれ目的は違うと思いますが、多分マラソンがしたくて筋トレをしている人はそんなにいないんじゃないでしょうか。
筋トレをかじったことがある人であれば
ソッキン、チキン
という言葉を聞いたことがあることでしょう。
速筋、遅筋、です。
何かと言うと、瞬発力のある筋肉が速筋で、持続力のある筋肉が遅筋です。
それぞれ役割が違うことからその形も違います。
注目するのはその大きさです。
マラソン選手はあんな長距離を走っているのに、皆さん痩せていませんか?
「そりゃ、あんだけ走れば痩せるよー」
「全然食べてないんじゃない?」
そんな事はありません。簡単なことです。皆さん遅筋を鍛えているのです。
遅筋、つまり持続力のある筋肉もトレーにイングが必要です。ただ、それはいわゆる筋トレとは少し違います。
持続力を作るトレーニングとともに発達するのが遅筋です。そしてこの筋繊維は細いが強く、長くその力を発揮し続けます。
一方、みなさんが憧れている巨大な筋肉こと速筋です。こちらは、瞬発的な筋肉ですので一瞬で爆発的なパワーを発します。ボディービルダーはもっともすごいと思いますが、アメフトの選手の中でも大きい人と細い人いる中で、大きい人ですよね。
また、よく言われるのは短距離選手ですね。
彼ら、彼女らは皆速筋を鍛え、瞬発力を発揮できるような体作りをしています。
ただ遅筋と違うのは、持続力があまりないこと。爆発的な力を出すためには太い筋肉が必要ですが、エネルギーの消費が大きいんのです。
この速筋をいかに鍛えるか。これが筋トレをする目的であり、最大の課題です。
最大限筋トレの効果を出す方法はこちらで紹介しています。
>>「筋トレは本当に効果があるのか!?【かっこいい体を作る方法】」
筋トレには栄養が不可欠【食べるしかない】
正直にいって痩せている方が太れない、筋肉がつかないのは単純に栄養が足りないと言えるでしょう。
そんなことわかっているよ、食べられないんだよ。
そう聞こえてきます。私もそうでした。正直食べるのだるいし、お腹空いてもちょっと腹膨れればいいやくらいに考えていました。
が、しかし、その状態だといくら筋トレしても全然筋肉が付きません。体質云々の話ではないのです。
ただ、一つ言えるのは「食べるのが好きじゃない」という体質でしょう。
これははっきり言って、「がんばる」しかありません。頑張って食べた先に結果が現れます。
ちなみに、食べたくない時は無理せず文明の利器に頼ることをおすすめします。
プロテインとサプリは飲むだけなので、もりもり食べるよりかは多少頑張れると思います。
>>おすすめのプロテイン
>>おすすめのサプリ各種
継続は力なり【まずは1週間から始めてみよう】
最後に、体質と思っているものは案外変えられます。変えるのは体質ではなく「体型」ですが(笑
ただ、大切なのは適切な方法で実行し、継続すること。諦めないこと。なんだかんだいって結果が出ないと諦めたくなりますが、せっかくググっているんですし、参考にしてみてください。
そして、まず継続の前にやっぱり結果を簡単でもいいから出してもらいたいです。プロテインを買える方は小さいのでもいいのでひとまずポチってください。もし買えなければ以下を用意して、以下のセットメニューで筋トレを実施して見てください。そして、「圧倒的な筋肉のだるさ」を感じたら翌日以降に「筋肉痛」が来ることを確認してください。これを1週間夕飯前辺りに続けてみてください。1週間後、実感があるはずです。ただ、筋肉痛が来なければ、それはうまく筋肉に腕立てが作用していないです。しっかりどこの筋肉をダルクさせようとしているかを意識するようにしてください。
食べ物
昼:サラダチキン、豆腐、サラダ、卵2個
晩:好きな夕飯 + 卵2個
メニュー
2,腕立て伏せ(肩幅の2倍位) きつい、もう無理!と思ってから10回 ✕ 3セット
ポイント
2,食事をしっかり取る
3,筋肉痛を感じる
以上、この記事があなたの体質改善につながると嬉しいです。
(takakic)